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オリジナルメソッドを教材化するときに直面する3つの壁 〜その②:体系化〜

· コラム

自分が開発したオリジナルメソッドや理論を教材化したい方へ

1回目の記事(その①:客体化)はこちら >>

こんにちは。「教材の力」で学びの場の課題を解決する教材戦略ラボの矢澤です。
私は普段、「学びの場」を主催するセミナー講師やインストラクターの方向けに、教材(主にはテキストやワークブックなどの冊子型教材)の制作プロデュースをしています。

クライアントさんのほとんどは、「自分オリジナルのメソッドや理論を教育コンテンツ化&教材化したい人」。

「あらかじめ体系化された教育コンテンツを教える人」ではなく

  • 自分が開発した独自のメソッドや理論をテキスト化して、講座を開催したい

  • 自分の人生経験を通して得たノウハウを1冊にまとめて、誰かに手渡したい

という方たちです。

すでに何らかの形で「学びの場」を主催していたり、自分で作った教材を使っているクライアントさんがいる一方で、まったくのゼロから「学びの場」を立ち上げたり「教える仕事」に挑戦される方もいます。

そこで、その思いを形にするべくプロジェクトを立ち上げて、クライアントさんと私たち(教材戦略ラボのメンバー)による二人三脚で教材制作を進めていくのですが、その現場はなかなか大変で、難儀を極めることも少なくありません。


クライアントさんの多くは、「文章が書けない」という課題意識をお持ちなのですが、実はそれ以外(以前)にも大きな壁が立ちはだかります。

そこで、教材制作に取り組むクライアントさんたちが直面される「3つの壁」について、3回に分けてお届けしています。

今日はその2回目です。(1回目はこちら >>

今後、教材制作(特にテキスト作り)に取り組む予定のある方の参考になれば嬉しいです。

第二の壁:体系化の壁

2つ目は「体系化の壁」です。
体系化とは、1つ目の「客体化」を通してアプトプットした1つ1つのピースを、「受講生が学びやすいように・受け取りやすいように」という目線で、一定の規則や法則で並べたりまとめたりすること。
教材制作の現場では「目次づくり」や「講座のカリキュラム作り」がこれにあたります。

この体系化のフェーズでは、クライアントさんの中から客体化されたものを、今一度客観視して「受講生目線」で見る必要があり、さらには「教えやすさ」とのバランスも考慮しなければいけないので、目線の切り替えがとても難しいです。

この体系化の壁に直面されているクライアントさんからは、「目線の切り替えが忙しくて頭が疲れる」という声が聞こえてきます。
そこで、私たちが「一部の目線」を引き受けることが多いです。

クライアントさんが「受講生目線」で考えているときは、私たちが「講師目線」を持ち、「クラスの進行を考えたときもその順番でOKですか?」「こっちのほうがスムーズですかね?」などと感じたことを伝えていきます。

逆にクライアントさんが「講師目線」または「主催者目線」に寄ってしまっていると感じる場合は、「受け取る側としてはちょっとわかりにくいかも?」「こうしたほうが納得感が増す」などと「受講生目線」で見ていきます。

また、この体系化は、ある程度「教える場」が具体的になって初めてできるものなので、ひたすら「教材を使うシーン」をイメージして、一緒に流れや構成をシミュレーションしていきます。

次回は「第三の壁:文章化」について解説します。

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